イオンカードと楽天カードの特徴を比較!併用する場合の使い分け方法についても解説

イオンカードと楽天カードを比較!併用した際の使い分け方法も紹介

イオンカードと楽天カードを比較!併用した際の使い分け方法も紹介

はじめに イオンカードと楽天カードを比較!併用した際の使い分け方法も紹介

イオンカードと楽天カードは、どちらも年会費無料で、手軽に発行できる人気の高いクレジットカード。ポイント還元率も高く、付帯サービスや毎月のキャンペーンなども充実しています
その一方で、これからクレジットカードを作ろうと考えている方のなかには、「どちらがよりお得なのか?」「使いやすいのはどちらなのか?」等が気になる方も多いはず。

そこで、今回はイオンカードと楽天カードに注目し、各カードの特徴をわかりやすく比較。さらに、2枚のクレジットカードを併用したい方向けに、賢い使い分けのポイントについてもご紹介しています。
イオンカードまたは楽天カードの利用を検討している方、イオンカードと楽天カードの併用を考えている方は、ぜひチェックしてみてください。

基本情報 イオンカードと楽天カードを比較 その1

イオンカードの基本情報

イオンカード 画像

イオンカード 公式サイトへ行く

イオンカードは、イオンが発行する年会費無料のクレジットカード。高校生を除く18歳以上の方であれば申込みができます。国際ブランドは、VISA、JCB、Mastercardの3つから選択可能。
イオンカードはインターネットから簡単に申し込みでき、本人確認書類のコピーや申込み書類の郵送は必要ありません。ちなみに、「①ホームページから必要事項を入力して申し込み→②免許証など本人確認のできる写真をアップロード→③審査に通過後、イオンカードが郵送される→④受け取り時に免許証などの本人確認書類を提示」のステップで作ることができます。
イオングループでのポイントアップや割引特典も充実しているので、イオングループのサービスを利用することが多い方であれば、ぜひ持っておきたい一枚です

コラム:イオンカードセレクトとは?

イオンが発行するクレジットカードのなかには、イオンカードによく似た「イオンカードセレクト」と呼ばれるものがあります。

この「イオンカードセレクト」は、イオンカードの機能に「イオン銀行のキャッシュカード機能」が加わったもの。申込みの際に、クレジットカードの引き落とし先をイオン銀行の口座に指定する必要がありますが、イオンカードセレクトを利用すると、「普通預金金利が最大0.15%になる」「他銀行への振り込み手数料が無料」「ゆうちょ銀行とみずほ銀行のATMが無料で使える」など、さまざまな特典を受けることができます。ちなみにイオンカードと同様、イオンカードセレクトも年会費無料。
イオンカードを検討する際は、イオンカードセレクトについてもチェックしておくのがおすすめです。

あわせてチェック

イオンカードとイオンカードセレクトを比較 イオンカードとイオンカードセレクトを比較 イオンカードとイオンカードセレクトついて比較しながら、イオンカードセレクト独自のメリットを紹介しています。

楽天カードの基本情報

楽天カード 画像

楽天カード 公式サイトへ行く

楽天カードは、楽天グループの「楽天カード株式会社」が発行する年会費無料のクレジットカード。高校生を除く18歳以上の方であれば、申し込むことができます。ちなみに、専業主婦や無職の方でも、配偶者など安定した継続収入のある方がいれば申し込み可能。国際ブランドは、VISA、Mastercard、JCB、American Expressの4つから選べます。
楽天カードの申込みはイオンカードと同様、インターネット上ですべて完結。パソコンやスマホなどからお申込みを行い、審査に通過すれば1週間ほどで手元に郵送されます。(※受け取りの際に免許証などでの本人確認が必要)
楽天カードは、楽天グループの様々なサービスでお得にポイントを貯めることが可能。また、年会費無料のクレジットカードながら、海外旅行傷害保険も付帯し、利便性が高い点も魅力です

イオンカードと楽天カードの基本情報を比較
イオンカード 楽天カード
年会費 無料 無料
申し込み条件 18歳以上で電話連絡可能な方。(※高校生は除きますが、卒業年度の1月1日以降であればお申込み可)。未成年の場合は親権者の同意が必要。 本人または配偶者に安定継続収入のある方。または高校生を除く18歳以上の方。
国際ブランド
  • VISA:〇
  • Mastercard:〇
  • JCB:〇
  • American Express:×
※発行可能な国際ブランドは、カードのデザインによって異なる。
  • VISA:〇
  • Mastercard:〇
  • JCB:〇
  • American Express:〇
ポイント還元率 通常
0.5%(カード利用200円につき1ポイント)
その他
  • イオングループ:1%
  • 毎月10日(イオングループ以外での買い物):1%
  • ときめきポイントTOWN経由:最大21倍
  • 毎月5のつく日:WAON POINT2倍
通常
1%(カード利用100円につき1ポイント)
その他
  • 楽天カードの優待:1.5%~
  • 楽天トラベル:最大2%
  • 楽天市場:最大3%
主な付帯サービス
  • ETCカード:年会費無料
  • 家族カード:年会費無料
  • ショッピングセーフティ保険:年間50万円まで
  • クレジットカード盗難保険
  • 毎月20日・30日:全国のイオンなどでの買い物が5%OFF
  • G.G感謝デー(毎月15日):55歳以上の方はイオンでの買い物が5%OFF
  • イオンシネマでの映画鑑賞割引
  • ETCカード:年会費550円(税込)
  • 家族カード:年会費無料
  • 海外旅行保険:最高2、000万円
  • カード盗難保険

ポイント還元率 イオンカードと楽天カードを比較 その2

イオンカードのポイント還元率

イオンカードのポイント還元率は、通常のカード利用時は0.5%(カード利用200円につき1ポイント)ですが、イオングループでの利用時は、2倍(ポイント還元率1%)になります。また、毎月10日は「ときめきWポイントデー」としてイオングループ以外のカード利用でもポイント還元率が2倍に。ネットショッピングの際、ポイント優待サイト「ときめきポイントTOWN」を経由すると最大25倍のポイントを貯めることも可能です。さらに、WAONポイント加盟店でのお支払い時にイオンカードを提示するとWAONポイントを貯めることができ、毎月5のつく日にはWAON ポイントが2倍になります。その他にも、ガス、水道などの公共料金の支払いにイオンカードを利用すれば、ポイントを貯めることが可能です。

貯めたポイントは、対象のオンラインショッピングでの利用や、商品券、商品、電子マネー「WAON」への交換に対応。ポイントの使い道が幅広いことに加え、お得にポイントが貯められる点は、イオンカードを利用する大きなメリットといえるでしょう。

楽天カードのポイント還元率

楽天カードのポイント還元率は、通常1%(カード利用100円につき1ポイント)。また、楽天市場や楽天ブックスでは最大3%、楽天トラベルでは最大2%等、楽天グループのサービスでカードを利用すると、ポイント還元率がアップします。さらに、楽天カードの優待店舗でも1.5%以上と、高いポイント還元率を実現。

その他にも、楽天のサービスを利用すればするほどポイントがアップする「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」の条件を満たせば最大16倍のポイントが付与されることも。
もちろん、携帯電話やガス、電気代など公共料金の支払いに利用し、ポイントを貯めることもできます。

なお、貯めたポイントは、楽天市場や楽天ポイント加盟店などで利用できる他、電子マネー「楽天Edy」に1ポイント=1円として交換が可能

ポイントの貯めやすさ、使いやすさは数あるクレジットカードのなかでもトップクラス。楽天グループのサービスを利用することが多い人であれば、楽天カードはぜひ上手く活用したい一枚です。

付帯サービス イオンカードと楽天カードを比較 その3

イオンカードの付帯サービス

イオンカードでは、ETCカードと家族カードを年会費無料で発行可能。スマホ決済は「apple pay」「google pay」「楽天pay」に対応しています。
また、イオンカードには「ショッピングセーフティ保険」が付帯。国内外を問わず、イオンカードで購入した5,000円以上の商品を対象に、180日以内であれば、破損事故、盗難事故などが起きた際、年間最高50万円まで補償を受けることができます。ちなみに、この保険はスマホやPC、デジカメなども対象。年会費無料のクレジットカードにも関わらず、ショッピングセーフティ保険が付帯する点は、イオンカードを利用する大きなメリットといえるでしょう。

さらに、毎月20日と30日は、「お客様感謝デー」として全国のイオングループでの買い物が5%オフ、55歳以上であれば、毎月15日(G.G感謝デー)は、イオンでのお買い物が5%オフになります

その他にも、イオンカードを持っていれば、イオンシネマでの映画鑑賞割引を受けることが可能。いつでも300円引きで映画を鑑賞できるほか、お客様感謝デーの日には700円の割引が適用され、お得に映画を見ることができます。

セキュリティー面では、「クレジットカード盗難保障」が付帯。万一、紛失や盗難によりカードが不正利用された場合でも、被害金額全額が補償されるので安心です。

楽天カードの付帯サービス

楽天カードでは、年会費550円(税込)でETCカード、年会費無料で家族カードの発行が可能。スマホ決済サービスは、「楽天Pay」に加え、「Apple pay」「Google pay」に対応しています。

楽天カードの付帯サービスの特徴は、海外旅行向けの保険とネットショッピングの保険が充実している点。楽天カードには、年会費無料のクレジットカードながら、最高2000万円の海外旅行損害保険が付帯。補償項目は傷害・疾病治療、携行品損害、賠償責任など多岐に渡ります。海外旅行によく行く人であれば、ぜひチェックしておきたいポイントです。
また、クレジットカードの不正利用を防ぐ「ネット不正あんしん制度」「カード利用お知らせメール」や、楽天市場内の買い物を対象に、商品の到着を補償する「商品未到あんしん心制度」などを用意。ネットでショッピングで買い物をした際、「商品が届かない」「商品に欠陥が見つかった」等の場合でも補償が受けられます。さらに、楽天カードが盗難・紛失してしまった場合でも、専用ダイアルで24時間電話対応を受け付けているため、いざというときも安心です。

イオンカードと楽天カードを併用した場合の使い分け方法 イオンカードと楽天カードを比較!併用した際の使い分け方法も紹介

イオンカードも楽天カードも年会費無料のクレジットカードのため、両方のクレジットカードを作り、併用するのもおすすめの方法です。本チャプターでは、イオンカードと楽天カードを併用した場合の使い分け方法について見ていきましょう。

イオンカードと楽天カードを併用した場合の使い分け方法 その1
利用するお店で使い分ける

イオンカードは、割引やポイントアップが受けられるイオングループでの買い物を中心に利用するのがおすすめ。例えば、毎月20日、30日には5%オフで買い物をすることが可能。さらに、ネットショッピングの際、イオンカード会員限定のポイント優待サイト「ときめきポイントTOWN」を経由すると、最大21倍のポイントを貯めることができます。

その一方で、楽天カードは、通常ポイント還元率が1.0%とイオンカードと比較して0.5%高め。つまり、普段の買い物の際、楽天カードをメインで使用すると、より多くのポイントが貯められます。さらに、楽天カード優待店舗では、通常の1.5倍のポイントが貯められるほか、楽天グループのサービスでカードを利用すると、最大3倍のポイントを貯められます。楽天グループのサービスを利用する際は、楽天カードを上手く活用しましょう。

イオンカードと楽天カードを併用した場合の使い分け方法 その2
付帯サービスで使い分ける

イオンカードには、ショッピングセーフティ保険が付帯するため、高額な商品を購入する際は、イオンカードの利用がおすすめ。スマホやPCなど高額な商品も補償してくれるので、万一、購入した商品が突然故障してしまった場合でも安心です。

一方、楽天カードには、海外旅行傷害保険が付帯するため、海外旅行に行く際、旅行代金の支払いに利用するのがおすすめです。また、楽天カードには、楽天市場での買い物を対象に「ネット不正あんしん制度」「商品未到あんしん心制度」が付帯するので、楽天市場で買い物をする際は、楽天カードを使用すると良いでしょう。

まとめ イオンカードと楽天カードを比較!併用した際の使い分け方法も紹介

イオンカードと楽天カードそれぞれの特徴を比較し、2つのカードを併用した場合の賢い使い分けの方法についてもご紹介した今回の特集はいかがでしたでしょうか。

イオンカードと楽天カードはどちらも年会費無料ながらポイント還元率が高く、付帯サービスも充実しているので、お得度が高いクレジットカードです
それぞれのカードの強みを把握し、自分に合ったクレジットカードを選ぶ、もしくは両方のカードを上手く使い分けることで、よりお得に買い物ができます。

イオンカードと楽天カードとで、どちらのカードを発行するか迷われている方は、本特集を参考に、自分に合ったクレジットカードとその利用方法を見つけましょう。

Author : 廣瀬 悠貴
ライター。趣味は、音楽と映画鑑賞。動画配信サービスやネットショッピングの際にクレジットカードを使用することが多い。過去に不正利用の被害に遭ったため、クレジットカードは、セキュリティーのしっかりしたカードを利用するようにしている。

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