一人暮らしのためのクレジットカード活用術カード選びの基本は? 引越し費用や公共料金のお得な支払い方も知っておこう

一人暮らしのためのクレジットカード活用術

一人暮らしだからこそ活用したいクレジットカード

一人暮らしは、家計の管理をすべて自分で行わなくてはなりません。
家賃や公共料金といった固定費の支払い、日々の食費などは、同じ金額を支払うのであれば、現金よりもクレジットカード払いがお得です

クレジットカードには、利用額に応じてポイントが貯まるものがあります。貯めたポイントは、Tポイント・楽天スーパーポイントなどの共通ポイントや、商品券・Amazonギフト券などに交換し、ショッピングの際に現金のように利用することが可能。
クレジットカードで支払いを行うだけで、結果的に大きな節約になるため、生活するうえで必須の支出が多い一人暮らしの方こそ、クレジットカードを活用しない手はありません。

本特集では、一人暮らしのクレジットカード活用術と、シーン別のおすすめのクレジットカードを紹介します。

一人暮らしのクレジットカードはメインとサブを使い分けよう Chapter1

クレジットカードはメインとサブの2枚を持ち、シーンごとに使い分けるのが賢い活用法です。

メインカードは、主にインターネットでの買い物・公共料金などの支払いで使用します。日々の支出や固定費を支払うメインカードは、とにかく、ポイントの還元率を重視。おすすめは、ポイント還元率1%以上のクレジットカードです。
たとえば、月に5万円をカードで支払う場合、ポイント還元率1%のクレジットカードであれば、500ポイント(500円相当)が付与される計算になります。1年間では6,000円相当、5年では30,000円相当のポイントがつくことに。還元率が半分の0.5%のカードと比較すると、5年間では15,000円相当もお得額に差が出ます。

一方、サブカードは、日常生活の中でよく利用するお店・サービスなどで特典を受けられるクレジットカードを選ぶと良いでしょう。
特定のスーパーでの買い物が5%OFFになる、ポイント還元率がアップするなど、メインカードのポイント還元率を上回る特典があるカードを選ぶのがポイントです。
たとえば、5%OFFの特典がある場合、月に10,000円のカード利用で500円分の割引が受けられます。メインカードのポイント還元率が1%であれば、サブカードを利用したほうがお得。また、通勤・通学定期の購入でポイントが貯まるクレジットカードもおすすめです。メインカードよりもお得額やポイント還元率が高くなるシーンを把握しておき、上手に使い分けましょう。

メインカードにおすすめ!のクレジットカード

Orico Card THE POINT(オリコカード ザ ポイント)画像

Orico Card THE POINT(オリコカード ザ ポイント) 公式サイトへ行く

信販大手オリエントコーポレーションが提供する、年会費永年無料のクレジットカード。ポイント還元率は常時1.0%で、クレジット利用100円ごとに1オリコポイントが貯まる。
入会後半年間はポイント還元率が2倍になり、100円ごとに2ポイントが付与されので、その期間をうまく利用したい。電子マネーiD、QUICPayが搭載されており、iPhoneのアップルペイに登録することで、コンビニなどでの少額の買い物にも便利に利用できる。

年会費 永年無料
申し込み資格 18歳以上

Orico Card THE POINT

楽天カード画像

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楽天グループが発行する年会費無料のクレジットカード。ポイントの還元率は常時1%で、100円の利用ごとに楽天スーパーポイントが1ポイントが付与される。
さらに楽天市場のショッピングで楽天カードを利用すると、ポイントが3倍に。楽天市場で毎月定期的に購入しているものがあれば、迷わず楽天カードを選択したい。ちなみに、ポイント加盟店(ガソリンスタンドなど)で楽天カードを利用しても、ポイントが3倍になるので要チェック。

年会費 永年無料
申し込み資格 18歳以上

楽天カード

サブカードにおすすめ!のクレジットカード

セゾンカードインターナショナル画像

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クレディセゾンが発行する年会費永年無料のクレジットカード。1,000円ごとの利用で永久不滅ポイントが1ポイント(5円相当)貯まる。毎月5日・20日は西友・LIVINでの買い物が5%OFFになる。もちろん、買い物額に応じた永久不滅ポイントも付与される。セブンイレブン・イトーヨーカドーでは永久不滅ポイントに加え、nanacoポイントも貯めることができる。

年会費 永年無料
申し込み資格 18歳以上(高校生不可)

セゾンカードインターナショナル

ルミネカード画像

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ビューカードが発行する初年度年会費無料のクレジットカード。通常、1,000円の利用ごとに2ポイント(5円相当)が付与される。最大の魅力は、定期券の購入・Suicaへのチャージでポイントが3倍になる点。オートチャージ機能も付いているので、普段通りの移動でお得にポイントを貯めることができる。さらに年に数回、ルミネでの買い物が10%OFFになる特典も。10%OFF期間に1万円以上の買い物をすれば、1度で年会費の元が取れる計算になる。

年会費 初年度年会費無料、次年度以降は953円(税抜)
申し込み資格 18歳以上(高校生不可)

ルミネカード

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こんな費用もクレジットカード払いが可能!一人暮らしの初期費用 Chapter2

引越しのためにかかる費用も、クレジットカード払いにする方がお得です。仲介手数料や敷金・礼金・前払いの家賃などの初期費用はもちろん、最近では家賃の支払いでもクレジットカードが利用できるケースもあります。
また、引越し業者に支払う費用も高額になる場合があるため、クレジットカード払いができないか確認しておきましょう。最近では、クレジットカード払いに対応している引越し業者も増えています

引越しにかかる費用がトータルで20万円の場合、1%のポイント還元率のクレジットカードを利用することで、2,000円相当のポイントを獲得することができます。
固定費となる家賃が7万円の場合で、クレジットカード払いが可能であれば月に700円相当、年間で8,400円相当ものポイントが付与される計算になります。

ただし、毎月の家賃以外の費用は入居前に支払うケースがほとんど。引越しを検討する前に、クレジットカードが手元にある状態にしておきましょう。最近では即日発行に対応しているクレジットカードもありますが、早めに申し込みを行っておくと安心です。

公共料金のクレジットカード払いは口座振替割引をチェックしてから! Chapter3

公共料金をクレジットカード払いにしている方も多いでしょう。しかし、公共料金については、クレジットカードでの支払いがお得にならないケースもあります

例えば、東京電力では、電気料金の支払い方法に口座振替を設定することで月額54円の口座振替割引が適用されます。ポイント還元率が1%のクレジットカードを利用している場合でも、月の電気料金が5,400円未満であれば口座振替の方がお得です。

電気代・ガス代

また、東京ガスでも同様に月額54円の口座振替割引が用意されています。東京電力の場合と同様、月のガス料金が5,400円未満であれば、口座振替の方が節約効果を期待できるでしょう。

東京電力・東京ガスの口座振替割引を利用すれば、合計で月に108円の割引が適用されます。還元率の高いクレジットカードを利用しつつも、よりお得な方法がある場合は、迷わずそちらを選択しましょう。
ただし、電力自由化やガス自由化で登場した新しい電力会社やガス会社では、口座振替割引が用意されていないケースもあります。その場合には、クレジットカード払いを選択する方がお得です。

一人暮らし初心者や学生は要チェック!クレジットカード申込時の住所はどうする? Chapter4

通常、クレジットカードを申し込む際には、住所(現在住んでいる住所)の記入と、その住所を証明するための確認書類が必要です。
しかし、学生の方や、はじめてクレジットカードを作る方で「運転免許証や住民票の住所が実家のまま」という方もいるかもしれません。本人確認書類に記載されている住所と現住所が異なる場合には、電気・都市ガス・水道・NHKの領収証書の、いずれかの追加の証明書類が必要です。

現住所を証明する書類さえあれば、本人確認書類と現住所が異なる場合でも、クレジットカードの申し込みは可能。
ちなみに、現住所以外の住所で申し込みを行うと、クレジットカードや関係書類が現住所に届かず、手間もかかりますので、必ず現住所で申し込みを行うようにしましょう

なお、学生の方の場合は、学生証を証明書類にできるケースもあります。

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クレジットカードの審査で一人暮らしは不利? Chapter5

一般的に、一人暮らしの方は、家族と同居している方よりもクレジットカードの審査に通りにくい傾向があります。それは、居住変更が容易にできるなどの理由から、実家住まいよりも連絡が取れなくなるリスクが高いため。
とはいえ、一人暮らしの方がクレジットカード審査に通らないわけではありません。申込者の年収や勤続年数、カード不払い事故がないなど、その他の条件がしっかりしていれば、審査が問題になることはほぼないでしょう。

ちなみに、収入が少ない学生は、社会人と比較するとクレジットカードの審査に通りにくい場合があります。そのような場合に活用したいのが学生専用カード。
学生の利用を前提とした学生専用カードでは、通常のクレジットカードに比べて審査に通りやすいうえ、学生独自の特典もあります。
年会費のかからない学生カードもあるので、学生の方は最初の1枚として検討してみてはいかがでしょうか。

学生の一人暮らしにおすすめ!のクレジットカード

学生専用ライフカード画像

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信販大手のライフが発行する学生専用クレジットカード。学生限定の特典が豊富に用意されている。「海外ショッピング利用キャッシュバック」では、事前に申し込みを行うことで、海外旅行先でのクレジットカード利用金額に対し5%がキャッシュバックされる。最高2,000万円までの海外旅行傷害保険が無料で付帯する点も魅力の1つ。クレジットカード利用額に応じて、LIFEサンクスポイントが付与され、ギフト券や他のポイントに移行して利用することができる。

年会費 永年無料
申し込み資格 満18歳以上満25歳以下で、大学・大学院・短期大学・専門学校に現在在学中の方(ただし、20歳未満の方は親権者の同意が必要。高校生は申し込み不可)

学生専用ライフカード

三井住友VISAデビュープラスカード画像

三井住友VISAデビュープラスカード 公式サイトへ行く

三井グループが発行する初年度年会費無料の学生向けクレジットカード。ポイントの還元率が2倍になる、学生カード独自の特典が用意されている。1,000円の利用で2ポイント(10円相当)が付与されるため、還元率は1%(通常1,000円の利用ごとに1ポイント)。さらに入会後3ヶ月間はポイント還元率が5倍になり、1,000円の利用ごとに5ポイント(25円相当)が貯まる。国内外での買い物による盗難・破損などを年間100万円まで補償してくれる、ショッピング補償も自動付帯。

年会費 初年度年会費無料。
次年度以降は1,250円(税抜)がかかるが、年に1回以上のクレジットカード利用で翌年の年会費は無料になる。
申し込み資格 満18歳以上満25歳以下(ただし、20歳未満の方は親権者の同意が必要。高校生は申し込み不可)

三井住友VISAデビュープラスカード

なお、これから一人暮らしを検討しているのであれば、実家暮らしのうちにクレジットカードを作成しておくのも1つの方法です
ただし、引越し後は住所変更の手続きを忘れずに行いましょう。住所の変更は、ほとんどのクレジットカードで電話・もしくはインターネットから手続き可能です。

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Writer:久我裕紀