クレジットカードランキング 最新ニュース 第10回

現金からクレジットカード・電子マネーへ 決済方法に大きな変化

家族の買物はいまだにクレジットカードが主流

金融広報中央委員会による「夫婦世帯の支払い方法」に関する2014年の調査が発表されています。今回の調査では、現金、クレジットカード、電子マネーなどの決済手段が、夫婦世帯においてどのように使い分けられているかを知ることができます。

その結果によると、楽天EdyやWAONなどの電子マネーは、スマートフォンの普及、対応店舗数の拡大などインフラは整備されているにもかかわらず、1,000円以下買い物の決済手段として利用している家庭は10.5%。5万円以上の高額の決済になると1.5%まで減少します。

一方、クレジットカードは決済の金額が大きくなるごとに、利用比率が上昇。1,000円以下の決済では5.3%と電子マネーよりも低い利用率ですが、5万円を超えると現金の利用比率を上回り、56.4%にまで達します。

ショッピングモール画像

電子マネーの利用率の低さ、クレジットカード利用率の高さに関しては、「家庭での支払い」を調査対象にしていることに一因が。つまり、電子マネーの決済は電子マネーカードの他に、スマートフォンなど個人の持ち物を通して支払うのが主流のため、家庭全体の支払いにはどうしても利用しづらくなってしまいます。それを裏付けるように、単身世帯では、電子マネーの利用頻度も高くなるという結果が出ています。

また、クレジットカードは家族共用のカードを作成しやすく、家電製品や家具など家族全体の高額な買い物は、共用のクレジットカードで行うという人も多いのではないでしょうか。

少しずつ電子マネー利用率が増加中

しかしながら、ここ最近は電子マネーの利用率も徐々に上昇しています。「知るぽると」では、2010年から2014年までの支払金額別の「電子マネー・デビットカードの決済」回答率の推移を公開。5年間の決済手段の移り変わりをみると、現金は減少傾向にあり、クレジットカード、電子マネーは増加傾向にあるのがわかります。1000円以下の支払いでは、現金は2010年の91.4%から2014年には89.2%になっています。これに対し、クレジットカードは3.8%から5.3%に、電子マネーは5.4%からなんと2倍近い10.5%にまで増加しています。

この調査結果から分かるのは、現金以外の決済手段を積極的に選ぶ人が増加しているということです。クレジットカードや電子マネーの決済では、商品の購入に利用できるポイントが手に入ることはもちろん、加入するだけで様々な付帯サービスを受けられることは、ご存知の通りだと思います。

現金での決済にはない+αの魅力を求めて、今後は自分のライフスタイルに合ったクレジットカードや電子マネーを選ぶ人がさらに増加していくことでしょう。