クレジットカードランキング 最新ニュース 第3回

クレジットカードの正しい使い方

クレジットカードは、現金を持ち歩かなくても様々な支払いができる便利なツールです。2012年9月に株式会社ジェーシービーが行った調査によると、日本人のクレジットカード保有率は約87%、平均保有枚数は一人当たり3.5枚となっており、このデータからカード保有者が複数のクレジットカードを使い分けている事がわかります。

今回のニュースは、クレジットカードを賢く利用するための基礎となる「クレジットカードの正しい使い方」を5つのポイントに分けてご紹介します。

クレジットカードの支払い方法

まずはクレジットカードの支払い方法を正しく理解しましょう。下記は一般的によく利用されているクレジットカードの支払い方法です。

1回払い 金利・手数料がかからない
2回払い 金利・手数料がかからない
※ただし一部のカードでは2回払い非対応
リボルビング払い 利用金額や利用件数に関わらず、毎月一定の返済を行う支払う方法。所定の金利手数料がかかる
ボーナス一括払い 夏・冬のボーナス月にまとめて支払う支払方法。原則として金利手数料がかからない
※カードの利用日によっては、半年近く支払いを先延ばしにできる
ボーナス一括払いによる決済が完了するまで、カード利用額が占有される
分割払い(3回以上) カード利用額を複数回に分割して支払う方法。利用額に金利・手数料を上乗せした金額を複数回に分けて支払う事になる
※一部のカードは分割払い非対応

クレジットカードは、サイン(もしくは暗証番号)で支払う事ができるため、現金で支払うよりもスマートで簡単に決済する事ができます。また1回払いだけではなく、2回払いやボーナス一括払い等、様々な支払い方法も選べる点も魅力のひとつ。高額な買い物をする場合や手元に現金がない場合は、特に重宝することでしょう。しかし、その便利さに頼りすぎると不要な金利・手数料が発生するリスクもあります。特に、仕組みが複雑で、注意が必要なのは、リボルビング払いとボーナス一括払いです。

例えば、2万円の商品をクレジットカードで購入した場合に、月額5,000円返済のリボルビング払いを利用すると

1回目 5,000円(定額返済)+所定の金利手数料
2回目 5,000円(定額返済)+所定の金利手数料
3回目 5,000円(定額返済)+所定の金利手数料
4回目 5,000円(定額返済)+所定の金利手数料

となります。毎月一定額で支払いができる点は便利ですが、その分支払いが長引いてしまい、手数料も発生します。さらに、前回の支払いが終わっていない状態で、新たにリボ払いで決済すると、カードの支払期限が伸び、請求金額もどんどん増えていってしまいます。

クレジットカードの支払いは金利・手数料がかからない支払方法が基本であり、どうしてもその方法での支払いが難しいという場合にのみ、計画的にその他の支払方法を利用するようにしましょう。

高額な商品の支払いでクレジットカードを利用する場合、ボーナス一括払いが便利です。支払いが終わるまでカードの利用限度額が宣言されてしまいますが、金利手数料を払わずに、支払いを伸ばす事ができるので、その期間にきちんとお金を用意することができれば、賢く買い物する事ができます。

クレジットカード画像

ただし、支給されるどうかわからないボーナスに期待するのは危険です。あくまでもボーナス時期に引き落とされる仕組みであるという事を理解し、ボーナスに多少の増減があったとして滞りなく支払いができるよう、準備する事が重要です。

それでは次に利用限度額について説明します。

利用限度額を確認しておこう

利用限度額とは、そのクレジットカードで支払いができる上限金額のことです。カード利用額が限度額に達してしまうと、それ以上クレジットカードでの支払いがストップされます。(※数万円程度であれば許容される事もありますが、原則として限度額以上の金額は利用できません。)クレジットカードを計画的に利用するためにも、クレジットカードの限度額はきちんと憶えており、限度額を超えてカードを利用しないよう、気をつけましょう。もしどうしても限度額を超えてしまうことが予想される場合、事前にカード会社に連絡をし、枠を引き上げてもらうなど、対応策を考えましょう。

次のポイントはクレジットカードの支払期限と毎月の支払いの目安です。

支払い期限を守る

クレジットカードの支払期限を守る事は、その人の社会的な信頼を獲得する上でも重要です。故意かどうかに関係なく、支払期限を守らない利用者は、ブラックリストに登録され、その後数年間はクレジットカードが作れなくなってしまいます。
支払い期限を過ぎてしまう例としては、引き落とし口座の残高不足、支払い請求書の紛失(もしくはチェック漏れ)等が考えられます。また支払い期限を過ぎてしまうと、遅延損害金の支払いが必要になります。(遅延損害金は、利用金と支払いが遅れた日数によって計算されます。)
支払い期限は安易に考えず、しっかりと確認して、支払いができないという事がないよう十分注意しましょう。

毎月の支払いの目安は、収入の20~25%!

JCAA(日本クレジットカード協会)が公表している一般的な月々の支払いは所得の20~25%です。無理なく、計画的に支払いをするための目安として覚えておくと良いでしょう。

最後のポイントはクレジットカードの付加価値の有効活用です。

クレジットカードの付加価値を有効活用

クレジットカードには現金払いにはない様々な付加価値があります。特に注目したいのが「ポイントサービス」と「付帯保障」です。
現金と違いクレジットカードは利用する事でポイントを貯める事ができ、貯めたポイントは様々な賞品や商品券・現金に交換する事ができます。これはクレジットカードの最大の付加価値と言えるでしょう。

空港画像

また、クレジットカードの中にはカードで購入した商品の破損・盗難を補償する「ショッピングガード保険」や国内や海外旅行時の損害を補償する「国内・海外旅行傷害保険」が付帯するものがあります。この他にも海外旅行の際に空港ラウンジを無料で利用できる「空港ラウンジサービス」やレストランの優待等、クレジットカードによって様々な付加価値を提供しています。
クレジットカードを利用する際は、基本サービスに加え、その付加価値をしっかり確認し、最大限活用しましょう。

クレジットカードは、正しい使い方をしっかり理解すればとても便利でお得なツールです。本ニュースでピックアップした情報を参考に、クレジットカードを正しく活用し、ちょっとお得に日々の生活をエンジョイしましょう。