クレジットカードをどうしても作りたい方のための3つの選択肢

クレジットカードをどうしても作りたい方のための3つの選択肢

「現金を持ち歩かずに済む」「社会人の証として1枚は持っておきたい」「海外旅行の際の決済手段として」etc・・・クレジットカードを作りたい理由は人それぞれ。ちなみに日本よりはるかにクレジットカードの利用率が高いアメリカでは、クレジットカードが身分証の代わりになると言われており、社会人の多くが「信用の証として」カードを作ることが多いと言われています。

ただ様々な理由でクレジットカードを作りたいと思っても、カードの入会には審査があり、何度申し込んでも審査に通らないケースがあるのもまた事実。

今月のクレジットカードランキングの特集は、クレジットカードをどうしても作りたい方のために、カードを発行するための3つの選択肢をご紹介します

またクレジットカードを作れない原因や、信用情報機関のブラックリストから情報が消えるまでの期間も解説しているので、是非チェックしてみてください。

クレジットカードを作れない理由 Chapter1

以下にクレジットカードを作れない主な理由をまとめました。これらの項目に該当する場合、クレジットカード会社が実施する審査にひっかかり、カードを作れないケースがあります

ちなみに筆者もJCBのブラックリストに掲載されていた時期がありました。それは不正利用などではなく、前職を退職する直前にクレジットカードを申し込んだところ、カード会社の確認に電話で、退職予定であることがばれ、カードの発行が不可に。またその時点で、カード会社のブラックリスト(要注意人物)に載ってしまい、3年経っても4年経ってもJCBカードに申し込んでも落ち続ける自体に。

最終的に仕事を通じて知り合ったJCBの社員の方を経由することで、カードが発行できるようになりましたが、一度ブラックリストに載ってしまうと、その履歴を消すのは容易ではありません。

また法的な違反をしておらず、身に覚えがなかったとしても、わずかなきっかけでクレジットカードを発行できなくなるケースがあるということを知っておきましょう。

  1. 年齢、年収、勤続年数、職種がカードの発行条件を満たしていない
  2. クレジットカードやカードローン、携帯電話本体代金の返済を遅延したことがある
  3. 車のローン・住宅ローンの金額が大きい
  4. 過去にクレジットカードの不正使用履歴があり、ブラックリストに掲載されている
  5. 自己破産、任意整理、個人再生したことがある
  6. 代位弁済(保証会社の代理返済)の対象となっている
  7. 信用情報が一切ない

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信用情報期間のブラックリストから情報が消えるまでの期間 Chapter2

クレジットカード会社は、カードに申し込んだユーザーの情報を、信用情報機関から入手しています。信用情報機関は一つではなく、信販会社の多くが利用しているシー・アイ・シー(CIC)、消費者金融の多くが利用する日本信用情報機構(JICC)、銀行が利用する全国銀行協会(全銀協)が有名です。

この中でもクレジットカード会社の多くが利用しているシー・アイ・シー(CIC)を例に挙げ、登録されたブラックリストから情報が消えるまでの期間をご紹介します。

参考シー・アイ・シー(CIC)のブラックリストから情報が消えるまでの期間
済滞納・・・2年間
債務整理・・・5年間
自己破産・・・7年間
貸し倒れ・・・無期限

ここで注意しなければいけないのが貸し倒れです。これはつまりカード会社の返済を滞納し、そのままの情報で放置することを指します。カード会社からの督促がなくなったからといって、信用情報から消える訳ではありません。債務整理や自己破産した場合は、契約が無効となるため、5年から7年で信用情報がクリアされますが、いずれもせずに支払いを行っていない場合、無期限でカードが作れない点には注意しましょう

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クレジットカードをどうしても作りたい方のための選択肢 Chapter3

ここまではクレジットカードが作れない理由と、ブラックリストから情報が消えるまでの期間を解説しました。

このチャプターでは、クレジットカードをどうしても作りたい方のために、クレジットカードランキング編集部がおすすめする3つの選択肢をご紹介します。

その1:デポジット型クレジットカードを利用する

一般的にはクレジットカードは、カードの延滞履歴があると発行できません。そしてたとえ延滞を解消しても最低2年はカードを作れないのが現状です。

この問題を解消する手段として、ライフカードが新たなクレジットカード「デポジット型ライフカード」の発行を開始。過去の延滞でブラックリストに掲載された方でもOKと明記されており、しかも一般カードだけではなく、ゴールドカードを発行することも可能です。

日本国内在住で20歳以上、電話連絡可能な方という条件と、事前にデポジットを入金する必要がありますが、どうしてもクレジットカードを作りたいという方にとって、朗報であることは間違いありません

発行審査
あり
この方法でカードを作れる人
フリーター:〇※1
大学生:〇※1
高校生:×

※20歳以上で電話連絡可能な方に限る

編集部おすすめの1枚

 デポジット型ライフカード画像

デポジット型ライフカード 公式サイトへ行く

事前入金(デポジット)することで、過去に延滞がある方でもクレジットカードを発行できる。年会費はかかるが、一般的なクレジットカードと全く変わらない使い方ができる。20歳以上で電話連絡可能な方という条件はあるが、どうしてもクレジットカードを作りたい方にとって、最も有力な選択肢の一つ。

年会費 5,000円
カードブランド Mastercard
利用限度額 10万円
付帯サービス ETCカード無料発行、ポイント還元あり、ATM利用料無料、最短5日でお届け国内・海外旅行傷害保険、シートベルト障害保険、弁護士無料相談サービス、カード会員保証制度※ゴールドカードには空港ラウンジサービスが無料付帯

デポジット型ライフカード

その2:デビットカードを活用する

何だデビットカードだと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、最近のデビットカードはクレジットカードとほぼ変わらない使い方が可能です。またデビットカードは、加入できる年齢が16歳以上となっていることから、高校生の発行もOK。しかも一切審査がありません。

つまり銀行口座を作れる方であれば、デビットカードを発行できるのです。一部の商品やサービスでクレジットカードOK、デビットカードNGというものもありますが、9割以上の店舗でクレジットカードと同じ買い方ができるはずです

発行審査
なし
この方法でカードを作れる人
フリーター:〇
大学生:〇
高校生:〇

編集部おすすめの1枚

PayPay銀行 VISA デビットカード画像

PayPay銀行 VISA デビットカード 公式サイトへ行く

PayPay銀行とVISAが提携し、発行するVISAデビットカード。大学生はもちろん16歳以上であれば高校生の発行にも対応している。世界中のほぼ全てのVISA加盟店で利用でき、VISAタッチにも対応。カード利用500円につき1ポイント貯まる点も嬉しい。

年会費 永年無料
カードブランド VISA
利用限度額 PayPay銀行の預金残高に準ずる
付帯サービス ポイント還元あり、 3万円以上の入出金はATM利用料無料、最短5日でお届け、16歳以上であれば入会可能

PayPay銀行 VISA デビットカード

その3:バンドルカード(VISAプリペイドカード)を活用する

デポジット型クレジットカードでもデビットカードでもない、クレジットカードを作るための新たな選択肢として大きな注目を集めているのがバンドルカードです。このバンドルカードは、スマホと専用のアプリがあれば、審査なしで誰でも作ることができます。またデビットカードではなく、VISAプリペイドカードとして、クレジットカードと全く同じ使い方ができるので、デビットカードが使えないお店でも使うことができます。

以前はネットショッピング専用のカードでしたが、現在(2019年6月)は、リアルカードも発行しており、実店舗で利用することもできます

発行審査
なし
この方法でカードを作れる人
フリーター:〇
大学生:〇
高校生:〇

編集部おすすめの1枚

バンドルカード画像

バンドルカード(VISAプリペイドカード) 公式サイトへ行く

スマホと専用のアプリがあれば、審査なし、年齢制限なしで誰でも作れるVISAプリペイドカード。またリアルカードを発行することで、実店舗での利用にも対応している。お金のチャージはコンビニ、ドコモ払い、ビットコイン、ATM、ネット銀行など様々な手段に対応。ポチっとチャージを利用することで、利用したお金を後払いすることもできる。

年会費 永年無料
カードブランド VISA
利用限度額 ユーザーごとに設定
付帯サービス 後払いに対応したポチっとチャージ、リアルカード発行可、年齢制限なし

バンドルカード(VISAプリペイドカード)

Author : 早川 聡
学生時代にクレジットカードの魅力にはまり、はや20年以上、日々お得な使い方を研究しているクレジットカードの専門家。これまでに作ったクレジットカードの数は延べ50枚以上、受け取ったポイントも数百万円超と車が買えるレベル。

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