年会費が安いゴールドカードを比較!
おすすめのカードはどれ?
はじめに
クレジットカードを利用している方のなかには、ゴールドカードを持ちたいと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ただ、ゴールドカードを持つには高額な年会費を支払うケースが多いため、年会費を理由にゴールドカードをあきらめている方もいるはずです。
実は、数あるゴールドカードの中には年会費の安いものがあり、リーズナブルな料金でゴールドカードを持つことが可能。さらに、高額な年会費を支払わなくても、ゴールドカードならではの魅力的なサービスや優待を利用することができます。
そこで今回は、年会費が安いゴールドカードに注目。年会費が5,000円以下とリーズナブルな料金で持てるおすすめのゴールドカードを厳選してご紹介します。さらに、年会費が安いゴールドカードを持つメリットや選び方についての解説も。
年会費が安いゴールドカードを持ちたいと考えている方は、ぜひチェックしてみてください。
年会費が安いゴールドカードを持つメリット
はじめに、年会費が安いゴールドカードを持つメリットについて見ていきましょう。
リーズナブルな年会費でワンランク上のサービスを利用できる
年会費が安くても、ゴールドカードであることに変わりはなく、空港ラウンジサービスや、海外旅行傷害保険など、年会費無料のクレジットカードには付帯しないワンランク上のサービスを利用することが可能です。
年会費が安い分、一般的なゴールドカードと比較すると、付帯サービスの質がやや劣る点には注意が必要ですが、安い年会費で「ゴールドカード」というステータスのあるクレジットカードを持つことができ、ワンランク上のサービスを受けられる点は、大きなメリットといえるでしょう。
ちなみに、クレジットカードに付帯するサービスはカードによって異なり、ポイント還元率が高いものや空港ラウンジが使用できるもの、保険がしっかりしているものなどさまざまです。
各カードの持つ特長をしっかりと把握し、自分にぴったりの1枚を見つけましょう。
また、年会費が安いゴールドカードの場合、一般のゴールドカードと比較して審査が通りやすいケースが多く、作りやすい点も魅力です。
年会費が安いゴールドカードの選び方
次に、自分に合った年会費が安いゴールドカードを選ぶ際にチェックしておきたいポイントをご紹介します。
年会費が安いゴールドカードの選び方 ポイントその1
年会費
年会費が安いゴールドカードを選ぶ際、まず注目したいのが年会費。一口に「年会費が安い」といっても、年会費の金額はカードによって異なります。ゴールドカードを選ぶ際は、必ず年会費をチェックしておきましょう。
数あるゴールドカードの中には、初年度年会費無料のものもあるため、試しに利用してみたい場合は、年会費無料のカードを選ぶのがおすすめです。
また、年会費が安いゴールドカードのなかには、付帯サービスが充実しているものも多くあるので、年会費に見合うサービスが付帯しているのかどうかをチェックしておくことも大切。
年会費が安いゴールドカードの選び方 ポイントその2
ポイント還元率
カード利用時のポイント還元率も、年会費が安いゴールドカードを選ぶ際にチェックしておきたい項目の一つです。元からポイント還元率が高いものや、特定の条件を満たすとポイント還元率が大幅にアップするもの、一定期間ポイントがアップするものなど、ゴールドカードによってポイント還元率はさまざま。特に、ポイントを重視したい人は、そのカードのポイント還元率をしっかり確認しておきましょう。
ちなみに、自分がよく利用するお店やサービスなどがポイントアップの対象になっているカードを選ぶと、効率よくポイントを貯めることが可能です。
年会費が安いゴールドカードの選び方 ポイントその3
付帯サービス
空港ラウンジ利用や海外旅行傷害保険など、カードによって付帯するサービスが異なります。
数あるゴールドカードの中には、年会費の安さに加え、付帯サービスが充実しているものもあるので、カードの付帯サービスについてもしっかりチェックしておくと安心です。
年会費が安いおすすめのゴールドカードを比較
本チャプターでは、数あるゴールドカードのなかから、年会費が5,000円以下と年会費が安いのおすすめのゴールドカード5枚を厳選してご紹介します。
カードによって年会費やポイント還元率、付帯サービス等が異なるので、各カードの特徴を比較し、自分に合った一枚を見つけましょう。
Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD 公式サイトへ行く
年会費 | 1,806円+税 |
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ポイント還元率 |
通常1%(カード利用100円につき1オリコポイント)
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空港ラウンジ利用 | ー |
海外旅行傷害保険 | 最高2,000万円※自動付帯 |
その他付帯サービス |
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信販大手のオリコが発行する年会費1,806円(税抜)のゴールドカード。
Orico Card THE POINT PREMIUM GOLDの特徴は、ポイント還元率が常に1.0%以上と高い点。カード入会後6ヵ月間はポイント還元率が2.0%にアップするほか、オリコモール経由でのネットショッピング時にはポイント還元率が2.5%以上になるなど、他の年会費が安いゴールドカードと比較しても、お得にポイントを貯めることができる。
加えて、Orico Card THE POINT PREMIUM GOLDには、コンビニやドラッグストアで使える電子マネー「iD」、「QUICPay」が搭載されており、これらの電子マネーを利用することで、通常分プラス0.5%のポイントが特別加算される点もチェックしておきたい。
また、最高2,000万円の海外旅行傷害保険(※自動付帯)、最高1,000万円の国内旅行傷害保険に加え、国内や海外での宿泊やレジャー、ショッピングやスポーツなどのサービスを優待価格で利用できる「Orico Club Off」が付帯する点も大きな魅力。
ポイント還元率の高さに加え、付帯サービスが充実している年会費が安いゴールドカードを持ちたい人であれば、Orico Card THE POINT PREMIUM GOLDは、有力な選択肢の一つといえるだろう。
三菱UFJカード ゴールド 公式サイトへ行く
年会費 | 1,905円+税 ※初年度年会費無料 |
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ポイント還元率 |
通常0.5%(カード利用1,000円につき1ポイント)
前年1年間のショッピング利用金額に応じてボーナスポイントが加算(年1回)
1年間のショッピング利用金額に応じて翌1年間獲得ポイントが優遇
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空港ラウンジ利用 |
○ ※国内主要6空港(成田国際・羽田・関西国際・中部国際・新千歳・福岡)、ダニエル・K・イノウエ国際空港(ホノルル) |
海外旅行傷害保険 | 最高2,000万円※自動付帯 |
その他付帯サービス |
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三菱UFJニコスが発行する銀行系のゴールドカード。年会費は1,905円(税抜)だが、初年度は年会費無料。他のゴールドカードと比較しても、安い年会費を実現していることに加え、空港ラウンジサービスや保険などの付帯サービスも充実している。
三菱UFJカード ゴールドのポイント還元率は0.5%で、月額のカード利用料金1,000円につき1ポイント(5円相当)を付与。さらに、入会時に記念月を指定すると、その月のポイント還元率が0.75%(1.5倍)にアップするアニバーサリーポイントや、1年間の利用金額に応じてボーナスポイントが加算されるプレミアムスタープログラムなどを用意しており、上手く活用することで、お得にポイントを貯めることができる。
また、国内主要6空港(成田国際・羽田・関西国際・中部国際・新千歳・福岡)と、ダニエル・K・イノウエ国際空港(ホノルル)のラウンジを無料で利用できる空港ラウンジサービスが付帯する点もチェックしておきたい。
さらに、最高2,000万円の海外旅行傷害保険(※自動付帯)・国内旅行傷害保険(※利用付帯)に加え、最高2万円の航空便遅延保険が付帯し、いざというときの補償が充実している点も嬉しい。
楽天ゴールドカード 公式サイトへ行く
年会費 | 2,000円+税 |
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ポイント還元率 |
通常1%(カード利用100円につき1ポイント)
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空港ラウンジ利用 |
○ ※国内主要空港、ダニエル・K・イノウエ国際空港(ホノルル)、仁川国際空港(韓国) |
海外旅行傷害保険 | 最高2,000万円※利用付帯 |
その他付帯サービス |
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楽天グループが発行する年会費2,000円(税抜)ゴールドカード。
楽天カードと楽天プレミアムカードの中間に位置するカードで、年会費の安さに加え、国内空港ラウンジと一部海外空港ラウンジが利用できるなど、ワンランク上のサービスが受けられると人気を集めている。
ポイント還元率は、通常1%(カード利用100円につき1ポイント)だが、楽天市場をはじめ、楽天グループのサービス利用時は最大5%までアップ。普段から楽天グループのサービスをよく利用する人は、お得にポイントを貯めることができる。
空港ラウンジサービスも付帯しており、国内主要空港、ハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港、韓国の仁川国際空港のラウンジを年2回まで無料で利用可能。
さらに、最高2,000万円の海外旅行傷害保険が利用付帯するほか、ニューヨーク・ホノルル・パリなど世界38拠点のトラベルデスクも無料で利用できる。楽天グループのサービスを利用することが多い人はもちろん、海外旅行をする機会が多い人であればぜひチェックしておきたい。
JCB GOLD EXTAGE 公式サイトへ行く
年会費 | 3,000円+税 ※初年度年会費無料 |
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ポイント還元率 |
通常0.5%(カード利用1,000円につき1ポイント)
EXTAGEボーナス入会後4ヶ月目以降ポイント1.5倍 |
空港ラウンジ利用 |
○ ※国内主要空港、ハワイ ホノルルの国際空港 |
海外旅行傷害保険 | 最高5,000万円※自動付帯 |
その他付帯サービス |
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JCBが発行する「20歳以上29歳以下(学生不可)」を対象とした若年層向けのゴールドカード。年会費は3,000円(税抜)だが、初年度は年会費無料。空港ラウンジサービスや高額な海外・国内旅行傷害保険が付帯する等、年会費が安いゴールドカードながら、付帯サービスが充実している。
JCB GOLD EXTAGEのポイント還元率は、通常0.5%(カード利用1,000円につき1ポイント)だが、入会後3ヵ月間はポイントが3倍、入会後4ヵ月目以降(※入会1年後まで)はポイントが1.5倍にアップする。さらに、海外加盟店でのカード利用時はポイントが2倍、ポイント優待サイト「Oki Doki ランド」を経由でのカード利用で、最大20倍のポイントを貯めることができる点もチェックしておきたい。
また、国内の主要空港とハワイホノルルの国際空港内の空港ラウンジが無料で利用できるほか、最高5,000万円の海外・国内旅行傷害保険(※自動付帯)、最高200万円のシッピング保険(海外・国内)が付帯。さらに、JCBゴールド会員専用の通話料無料のデスクもあり、必要に応じてサポートを受けることができる。
JCB GOLD EXTAGEは、安い年会費で持てるゴールドカードを探している20代におすすめの一枚といえるだろう。
三井住友カード プライムゴールド 公式サイトへ行く
年会費 |
5,000円+税 ※初年度年会費無料。条件付きで、次年度以降年会費1,500円+税 |
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ポイント還元率 |
通常0.5%(カード利用1,000円につき1ポイント)
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空港ラウンジ利用 |
○ ※国内主要空港、ハワイ ホノルルの国際空港 |
海外旅行傷害保険 | 最高5,000万円※一部自動付帯 |
その他付帯サービス |
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三井住友銀行とVISAが提携し、発行するゴールドカード。20代向けのゴールドカードとなっており、申し込み対象は「満20歳以上30歳未満」。年会費は5,000円(税抜)だが、初年度は年会費無料、次年度以降も所定の条件を満たすと割引が適用され、年会費1,500円(税抜)と安い年会費で持つことができる。
ポイント還元率は、通常0.5%(カード利用1,000円につき1ポイント)だが、セブン-イレブンやファミリーマート等、対象店舗でのカード利用時は5倍にアップ。さらに、ネットショッピングの際にポイントUPモールを経由すると、ポイントが最大20倍までアップする。
また、国内主要空港および、ハワイ ホノルルの国際空港の空港ラウンジが無料で利用できるほか、一流のホテルや旅館の宿泊予約サービスの優待を受けることが可能。さらに、24時間・年中無休で医師に無料電話相談ができる「ドクターコール24」(国内のみ)が利用できる点も嬉しい。
加えて、最高5,000万円の海外・国内旅行傷害保険や、年間300万円までのショッピング補償が付帯する点も魅力。
三井住友カード プライムゴールドは、年会費が安く、付帯サービスが充実している20代向けのゴールドカードを探している人であれば、ぜひチェックしておきたい。
まとめ
安い年会費で利用できる、お得なゴールドカードについてご紹介した今回の特集はいかがでしたでしょうか?
ゴールドカードを持ってみたいと思いつつ、年会費の高さを理由に諦めていた人でも、年会費の安いゴールドカードであれば、少ない負担で持つことができ、ゴールドカードならではの充実したサービスを利用することが可能です。
一口に「年会費が安いゴールドカード」と言っても、ポイントの還元率が高いものや、付帯サービスが充実しているもの、若年層向けのものなど、様々なゴールドカードがあります。
安い年会費で持てるゴールドカードを検討している方は、本特集を参考に、自分に合った一枚を見つけましょう。
- Author : 飯田友美
- フリーランスライター。さまざまなジャンルのプロへの取材&執筆(たまに撮影)をメインに、教育系、生活情報系等のWebサイトで記事執筆を行う。趣味はライブに行くこと、お芝居を観ること。2児の母。