セブンカード・プラス
セブンカード・プラスは、セブン&アイホールディングスグループのクレジットカード会社「セブン・カードサービス」が2013年4月に発行を開始した新しいクレジットカードです。
セブンカード・プラスはクレジットカードと電子マネーnanacoが一体になったカードを発行(※既存のnanacoに紐付ける事も可能)でき、セブンイレブンやイトーヨーカドー、デニーズ等、セブン&アイ系列で利用するとお得にポイントを貯める事ができる一枚。そのため、セブンイレブンを利用するユーザーやイトーヨーカドーを利用するユーザーから特に高い人気を誇ります。
今回の編集部注目のクレジットカードは、セブンカード・プラスをピックアップし、その特徴を見ていきたいと思います。そして他の主要なクレジットカードと比較しながら、そのお得度を検証していきましょう。
セブンカード・プラスの特徴
セブンカード・プラス最大の特徴は、nanacoポイントを最も効率よく貯める事ができるという点です。例えば、セブンイレブン、イトーヨーカドー、デニーズ、ヨークマートで利用すると200円につき3nanacoポイント、セブンネットショッピングや西武デパート、そごうで利用すると200円につき2nanacoポイントを貯める事ができます。またセブンイレブンでのボーナス対象商品を購入すると、通常のポイントに加え、さらにボーナスポイントをGETするチャンスも。
貯めたポイントはセブン&アイグループ各店舗に加え、全国のnanacoポイント加盟店で1ポイント1円換算で利用できます。
またセブンカード・プラスは、電子マネーnanacoとクレジットカード、どちらの利用でもnanacoポイントを貯める事ができる点も大きな魅力と言えるでしょう。
セブンカード・プラスのお得度を検証
それではセブンカード・プラスがどの程度お得なのかを具体的に検証してみたいと思います。比較するのは日本で最も発行部数が多く、人気が高いJCB一般カードと三井住友VISAカードクラシックの2枚です。
セブンカード・プラス 公式サイトへ行く
年会費 | 永年無料 |
---|---|
家族カード | なし |
貯まるポイント | nanacoポイント |
ポイント還元率 | クレジット支払い
|
ポイント有効期限 | 4月1日から、翌年3月末日までに加算されたポイントは、翌々年の3月31日まで有効 |
ポイントの使い方 | nanaco電子マネーとして利用
|
サービス | 独自サービス
|
電子マネー | nanaco搭載型 or 紐付型から選択可能 |
JCB一般カード 公式サイトへ行く
年会費 | 1,250円+税(オンライン申し込みで初年度無料) ※MyJチェックに申し込み、年間のクレジット支払額が50万円以上の場合、次年度も無料 |
---|---|
家族カード | 420円 |
貯まるポイント | Oki Dokiポイント |
ポイント還元率 |
|
ポイント有効期限 | 獲得月から2年間 |
ポイントの使い方 | 交換
|
サービス |
|
電子マネー | クイックペイ搭載型 or 紐付型から選択可能 |
三井住友VISAカード クラシック 公式サイトへ行く
年会費 | 1,250円+税(初年度無料) ※マイぺいすリボに申し込むと、次年度も無料 |
---|---|
家族カード | 432円 |
貯まるポイント | ワールドポイント |
ポイント還元率 |
|
ポイント有効期限 | ポイント獲得月から2年間 |
ポイントの使い方 | 交換
|
サービス |
|
電子マネー | iD(一体型) or WAON、PiTaKaカードを追加可能 |
ポイント還元率
まずはポイント還元率を比較してみましょう。
JCB一般カード、三井住友VISAカードクラシック共にポイント還元率は約0.5%、セブンカード・プラスも同様に0.5%です。ただし、JCB一般カード、三井住友VISAカードクラシックはカード利用1,000円につき1ポイント付与されますが、セブンカード・プラスは200円につき1ポイント付与されるため、より無駄なくポイントを貯める事ができます。
ボーナスポイントに関しては専用のモールで買い物すると最大で20倍ポイントが貯まるJCB一般カード、三井住友VISAカードクラシックのほうがポイント還元率は高くなりますが、セブン&アイグループで利用するとポイントが3倍、西武デパートやそごうでの利用でポイントが2倍になるセブンカード・プラスのほうが使い勝手は良いと言えるでしょう。
ポイントの使い道
次にポイントの使い道を検証していきます。JCB一般カードや三井住友VISAカードクラシックは、ポイントの交換先が豊富で、好みの商品や他の提携ポイントに交換できる点が大きな魅力です。またJCB一般カードは最低200ポイントから、三井住友VISAカードクラシックは100ポイントからポイントを利用できます。
一方でセブンカード・プラスは貯めたポイントを電子マネーとして1ポイント1円換算ですぐに利用できます。ポイントの多彩さはJCB一般カード・三井住友VISAカードクラシック、利便性の高さはセブンカード・プラスと言えるでしょう
付帯サービス
最後に付帯サービスを比較します。
付帯サービスを比較すると、それぞれのカードが特徴あるサービスを提供している事がわかります。JCB一般カードと三井住友VISAカードクラシックの最大の特徴は旅行傷害保険が付帯する点でしょう。
JCB一般カード、三井住友VISAカード クラシック共にカード利用などの条件がありますが、JCB一般カードは国内・海外共に最高3,000万円、三井住友VISAカードクラシックは海外最高2,000万円の旅行傷害保険が付帯しています。またそれぞれ年間最高100万円までショッピングの不正利用を補償するショッピング補償が付帯する点も大きな特徴の一つです。
一方でセブンカード・プラスには日々の生活の中で役立つ特典が充実しています。毎月8日、18日、28日にイトーヨーカドーとネットスーパーでカードを利用すると、食料品・衣料品・住まいの品が5%割引になる他、オシュマンズでは第3金曜日・翌土曜日の買い物が5%オフになります。この他にもカラオケ館の室料30%OFF、ダック引越しセンターの引越し基本料金30%OFF。フィットネスや海外旅行で優待等も利用できます。
加えてセブンカード・プラスはカードの付帯ブランドをJCBとVISAのいずれかを選択でき、JCB・VISAのサービスの一部を利用する事も可能です。これらのサービスに加え、セブンカード・プラス独自のサービスを利用できる点も大きな魅力と言えるでしょう。
また、現在セブンカードプラスは新規入会+利用+各種設定・登録で最大 4,500 nanacoポイントプレゼントのキャンペーンを実施しています。
まとめ
セブンカード・プラスは、他のクレジットカードと比較すると、より生活に密着した場面で力を発揮するクレジットカードです。セブンイレブンやイトーヨーカドーを利用する機会がある人はもちろん、西武やそごう、デニーズといったセブン&アイグループ、カラオケ館やクロネコヤマト、マックハウス等のnanaco加盟店を利用する機会がある人は持っておいて損はないクレジットカードと言えるでしょう。
新規入会キャンペーン
新規入会&利用に加えて所定の条件を満たすと最大5,500nanacoポイントプレゼント!